世界一周の、あれやこれや。

アイアムジャパン、ビッグガール!

メルズーガ→マラケシュ

砂漠ツアーの続きから。

 

カレーライスが外にベッドを出してくれたので、

夜はみんな星空を眺めながら就寝。最高でした。

そして日の出とともに起床。
これもとても良かった。

 

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ミスチルTomorrow never knowsが脳内で流れた。

YouTube


はーてーしなーいーやみのむーこおにー

うぉっうぉー!!てをのばそおー!

 

 

と、熱唱はしなかったけど自然と涙出てきた。

 

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砂漠と私。良い写真を撮っていただきました。
ありがとうありちゃん。

 

 


そして余韻に浸りつつ、村に帰ります。
朝ごはんが待っているのでね!

昨日、歩いても帰れることが発覚したけど、
なんか朝日見たら頑張ろうという気持ちになれたので
ちゃんとラクダ乗って帰りました。

 

最後までラクダ乗りは心から楽しめなかったけどな!
村が見えてきた時が本当に嬉しかったです。
ラクダは見るにかぎりますな。

見るだけならほんとかわいい。大好きになりました。

 


そしてその晩、私は次の目的地マラケシュへ。
ということでモロッコを共に旅してきたみんなともここでお別れ。

再び一人旅です…

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本当にありがとうございました!
ラクダで大騒ぎしてすいませんでした!

 

16時ごろ、宿のオーナー、オマールが手配してくれた車でバスの出発地へ向かいます。

出発地、リッサ二だったかな?
チケット見返したけどなんて書いてあるかわかんない。笑

 

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道中。どこまでも続くように見える道を行く。

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小さい竜巻が発生したりもしてて、やっぱ自然はすげえなってなりました。

 

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ラクダはもう充分だけど、砂漠にはまた行きたい。

 

そして夕方17時ごろ、マラケシュ行きの夜行バス出発。


今回は14時間の大移動〜

途中通ったのはトドラ渓谷だったのかな?
いい夕日とともにでっかい渓谷がありました。

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バスは途中晩ご飯休憩で止まったりしたけど、
気づいたらマラケシュに到着してた。
砂漠ツアーの疲れのおかげで、今回は爆睡できました。

 

 

マラケシュ着いたのは朝7時ごろ。
まだ薄暗かったけど待つところもなかったのでそのままタクシー交渉して宿へ。


今回の宿はRIAD HOUSE13いう日本人宿。

モロッコ・マラケシュの宿・Riad House13


中心地へのアクセスがとても良く、おすすめのお店もいろいろ紹介してくれるとのことでまた日本人宿にしました。

早朝チェクインでもベッドを用意してくれたので、3時間ほど寝てから街歩き開始。

マラケシュの街もとってもおもしろかったなー!
次はそのはなし。

【モロッコ】感動のサハラ砂漠

 あ、リアルタイムではペルーのチクラーヨという街に着きましたが、3ヶ月前のモロッコのこと書きまーす/(^o^)\

 

 

 

砂漠ツアーの続き。

お昼ご飯を食べ、16時くらいから今晩の宿へ移動開始〜

 

ちなみに昼のキャンプはこんなとこ。

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太鼓があった。ベルベル人は演奏も好きらしい。

 


移動の続きだけど、、、やっぱラクダに全然慣れない。乗るときまた大騒ぎしてしまった。

今度砂漠行くときは絶対バギーにしよう。
と、くどくど思いながらラクダ乗り2ラウンド目。

 

ちょっと乗り位置を変えたら少しましになったけど、
やっぱり下り坂は振り落とされそうで怖い。

 

そして今回の道のり、坂道多発…!
砂漠の砂もサラサラすぎて、ラクダが脚を滑らす場面も。

 

ひいいいいい!

 

カレーライスが先にひとりで砂漠の強度確認してから行くようなことも…

 

 

しかし写真映えはとてもよい。笑

 

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そんなこんなで1時間半ほど。
今回も私はまわりの景色を楽しむ余裕もなく、宿に到着。

今日はもうラクダに乗らなくて済むことにとても喜びを感じた!!

 

 

宿は簡易キャンプ場みたいなとこだったけど、
室内は蒸し暑すぎるらしく
カレーライスがテキパキと屋外にベッド出してくれました。

 

 

ラクダたちは最初はひもに繋がれて座ってたけど、
ひもが緩かったのか途中から草を探して各々うろうろうろうろ。
どっかにいなくなっちゃうラクダも。
カレーライスにそれを言ったら、

「アトデミツケルカラダイジョブ」


広大な砂漠のなか、ちゃんと見つけてた。
すげえ!ラクダ使い

さらにカレーライスは今日の夕ご飯までこしらえる!

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でた!タジンー!
これもめっちゃうまかったです。

 

 

懐中電灯の明かりの中みんなで食べながら、今まで行ってきた国のはなしとかしてワイワイ。
するとあたりはもう真っ暗。

 

 

偶然にも今晩は新月
懐中電灯を消すと、星の明かりのみ…ということで…

 

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星空がとてもキレイだった!!!!

今までみた星空で一番星の数が多かったかも。
天の川もくっきり。


あたりは砂漠。ただただしーんとしてます。
そして無限に続く満点の星空。

絶景ですね。
ありちゃんが砂漠のためだけにここに2週間滞在する気持ちも少しわかったかも。


みんなそれぞれで撮影大会したり。

 

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なかなか星空撮影はむずかしい、、、

 

 

 

黄昏たり。

 


とってもいい夜だったなー。
ラクダで苦労してきた甲斐があった。

 

 

ただ私見ちゃったんだけど

 

晩ごはんの食料、ひとりの少年が徒歩で運んできてた。

 

!!!!!?


maps.meで位置を確認したら、ハシラビドの村から3キロも離れてない。
(ていうかmaps.meで正確な位置情報もわかっちゃうんだ…。
カレーライスも携帯で電話してたし…)

 

ラクダ、ぜんぜん進んでないやん!!
そして歩きで余裕で来れるとこなのかここは!


明日起きてまじでラクダもうやだと感じたら、歩いて帰らせてもらおうと思いました。

 

 

【モロッコ】恐怖のラクダ移動

YUKIの「汽車に乗って」という曲がお気に入りです。

YUKI 『汽車に乗って』 - YouTube

このPVのYUKIがあざとかわいすぎて一時期みまくってました。

 

こんな子になりたかった。

 

最近はこの曲聴くとモロッコ思い出します。
歌詞がドンピシャでベルベル人の恋の歌なんだもの。
でも実際の砂漠はこんなロマンチックな感じではなかったよね。
もう死に物狂いで落馬しないようにしがみついてたんで。

 

 

砂漠ツアー出発できたのはいいものの、
揺れる揺れる。そして乗り心地最悪。お尻がじわじわと痛くなってくる、、、

カレーライス「ラクダワラクジャナイ」
ほんとにそうっす。

 

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村からいよいよ砂漠地帯に突入していくと、今度は砂丘という山を越えながら歩いてきます。
そうすると登り坂&下り坂の繰り返し。
登りはまだマシだけど、下りが本当に振り落とされそうな感じになる。

 

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カレーライスが手綱を引いて歩いていく。

先頭みちこさん、そして私。

みちこさんは時折カメラ撮影してたけど、私にはそんな余裕皆無でした。

 


あと男の人は金玉にめっちゃ重心がくるらしい。

カレーライス「タマゴ ブロークン イタイイタイ」


…下ネタ言うオヤジだったけど、カレーライスのラクダ捌きとカメラテクニックはなかなかでした。


途中で撮影してくれた一枚。

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キマってる。


そんなこんなで小一時間ほど歩き、小さな村?キャンプ場?に到着。

とりあえずラクダ乗馬、1ラウンド終了…!!
降りた後、若干私の脚震えてました。
これがまだあと2回はあるなんて…泣きたい…

 

 

となったが、目の前には大砂丘が!

でっけーーー!!!

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すでに砂漠大好きありちゃんが登っていた。

 

乗ってるときは必死で全然景色楽しめなかったんだけど、すごいとこに来たもんです。


私もこの砂丘に登ろうとしたけど
3合目くらいであきらめました。

 

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3合目から頂上までの景色。

思ったより全然前に進まなくてめっちゃきつい!

 

そんなことをやりながら

ここで昼ごはん食べつつ、3時間ほど休憩。
最初はここに住んでるベルベルの子どもたちがお店を開いて土産物を売りつけてきたんだけど、
こっちが買う気が全くないとわかるとすぐに砂漠で遊び始めた。

プラスチック板をソリにして、砂漠滑りを楽しむ少年たち。

 

…お土産売るよりも砂漠滑り体験を商品にした方が儲かるんじゃないだろうか。

 


私はこの少年たちと例のハーモニカで遊んでたら、
少年たちに吹かれすぎてハーモニカの音程めちゃくちゃに&砂まみれにされました。
…いい思い出です。

 

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少年3人組。彼らは学校とか行ってるのかとかいろんなことを考えてしまったけど、
きっと砂漠が学校では学べないことを教えてくれてるのでしょう。

 

カレーライスはハッパキメてさらに変な日本語連発してたな。
ハッピーに暮らしてんなー。

 

 


そんな感じでダラダラ過ごしてると、他のツアー客が通りかかった。
しかし彼らが乗ってたもの、、、、

 

バギー!!!!


羨ましすぎる。。。
もう、ラクダは十分。

でもその日の宿に移動するため、またラクダに乗らなくてはいけないのでした。


次回、砂漠で泊まったはなし。

 

 

【モロッコ】恐怖のラクダ乗馬

アルフォートの新CMの一人旅感すごいいいっすね!


【公式】ブルボン アルフォート「一人旅・スモア」篇 15秒 坂口健太郎 - YouTube

アルフォートより焼きマシュマロの方が食べたくなるけど。笑

私も孤独にマシュマロBBQしたい。

 


孤独な一人旅もなかなか好きですが、
旅仲間がたくさんいて、それももちろん楽しかったモロッコのはなししまーす。

 

 

フェズから夜行バスで来た疲れもあってか、前日は蒸し暑かったけどぐっすり眠って起床。

みんなで朝ごはん食べていよいよ砂漠ツアーに出発です。

 

今回のツアーは砂漠の乗り物、ラクダで移動しながらの一泊2日ツアー。
昼、夜、朝ごはん付き。
ひとりいくらだったっけな?たぶん手数料が一番かからない方法で申し込んだので最安値だったかと。。。

 


でもとても充実したツアーでした!

 

まずは宿で身支度。
砂漠は灼熱地獄と聞いてたので完全防備。
インドで買ってたスカーフを砂漠のベテラン、ベルベル人のオマールにターバン風に巻いてもらい、
グラサンかけたらめっちゃ不審者になった。

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久しぶりに自撮りしたな。笑

あとひとり5リットルずつ水を持参しました。
前日にケムケムという楽しい名前の近所の売店で購入。
ケムケムにも変な日本語喋るおもしろ兄ちゃんがいて、ラクダワラクダ!連発してました。もはやラップ。

 


9時ごろ、砂漠ガイド兼ラクダ使いのおっちゃんがラクダを連れてやって来た。
このおっちゃんは、モロッコネームはカルロス、ジャパニーズネームはカレーライスというらしい。
ベルベルネームもあるって言ってたけど、忘れちゃったな。
なんか宿で夕飯作ってたりもしたので、この宿の従業員でもあるっぽい。

 

そしてラクダとご対面。

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いやあああああ!
かわえええええ!

 

もうね、くちがもしゃもしゃしてるのがたまらなくかわいいのですよ。
胃袋から逆流させた草を食べてる行為だそうなのでちょっと臭いけどね。
でもかわいいは正義なんで。

こんなんが5頭並んで座ってました。

みんなもしゃもしゃしてる。やばい。

 


ここまでははしゃいでました。

 

しかし気になることが。

これもしや、乗るのめっちゃ怖いやつじゃないだろうか。

思ったよりラクダはでかい。
そして人が乗っかる場所には心許ない鉄の取っ手と毛布しかない。

 

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前に日本の鳥取砂丘でラクダ乗り見たときは、乗る時専用の台みたいのがあったんだけど、そんなの見当たらない。


私の予感は的中しました。
今回のラクダの乗馬方法がこちら。

(みちこさんが私が乗ったときのビデオ撮ってくれてたので、そのキャプチャーとともに。)

 

①乗る人がラクダにまたがります。

自分のベストポジションを決めて、体制を整えます。

心も落ち着かせます。

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③カレーライスがラクダを蹴ると、ラクダは後ろ足を立ち上げます。乗ってる人の重心はいきなり前に動き、バランスが大変なことになります。

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④ラクダが前足も立ち上げ、歩ける体制になります。終始揺れるので終始バランスを保つ必要があるけど、鉄の棒にしがみつくしかありません。

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…もう、すぐにテンション下がりました。

私、本当に運動オンチなので、こういうの恐怖でしかない。
私だけ乗らなくてもいいから歩いて連れてってって思うくらい。

 

でもみんなダイジョブダイジョブ言うからチャレンジしたけど、
叫んでました。野太い声で。

 

 

 

 

私、なんでこのツアー楽しみにしてたんだろう。涙

もう早くラクダから降りたい。涙

 

そう思いながら、ツアーはスタートしました。

 

スタート部分だけで文字数食ってしまったので、一旦ここで終了します。


次回、恐怖のラクダ移動について。

 

 

フェズ→メルズーガ

ゲストハウスで米炊いたら盛大に鍋焦がしました。

弱火が日本の中火レベルなんすよ。

もう火の調節ができない時点で

あ、焦がすな…って思ったもの。

 

普段日本食に恋い焦がれることほとんどないんだけど、

今は象印の炊飯器で炊いた米が無性に食べたいです。

 

 

 

本題へ!

今日はついにモロッコで一番楽しみにしてた場所、
サハラ砂漠への出発地メルズーガまで移動したはなし!

 

 

 

正確にはハシラビドというメルズーガから3kmほど離れた村。
ここの日本人御用達の宿がラクダツアーも手配してくれるってんで、そこを目指してしゅっぱーつ。

 

今回のバスは国営のCTMを使うとハシラビドまで行ってくれないので
SUPRATOURSという民営バスを利用。


このバスの出発地である事務所は、フェズ駅の目の前。
そう。実はモロッコにも電車がちゃんと走ってるらしい!
せっかくなので駅覗いてみたら、かなり立派。

 

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今回は行けなかった街だけど、首都ラバトと結ばれてるんだったかな?
なんか機会があったら使ってみたいなーと思いました。

 

 

21時半にバス出発。
宿からバスターミナルまではタクシーで移動しました。
今回はみちこさん、しょうごくん、じゅんさんと一緒だから気持ちが本当に楽。

バスには私たち4人の他にも日本人とモロッコ人のカップル(!)が乗ってたり、韓国人の男の子2人組が乗ってたりと、アジア人多め。

 

最初は結構席空いてんなーと思ってたけど、
そこは民間バス。途中何回か停まって人が乗ってくる。最後はちゃんと満席になってました。
家族8人くらいでどっと乗ってきたのには驚いたなー。しかも赤ちゃんいたし。
バスで泣き叫ぶんじゃないかと心配したけど、眠ってくれてました。よかった。

 

しかし私は眠れなかった!いつもならなんだかんだで寝れる私が!

たぶん原因は車でかかってたモロッコのトランスミュージック。
外国じゃ当たり前なんだけど、運転手が眠くならないようにかけるやつだから妙にノリがよい。
ロッコ語もなに言ってるかわからない分、呪文みたいで耳障り。

 


前半戦、一睡もできずに休憩所へ到着…

またBBQ屋台があり、23時くらいだったけど食ってる人は食ってました。

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休憩が終わりまた出発。深夜だから音楽消すかと思ってたけど、ガンガンかかってたーー!!

うつらうつらの状態で数時間。
6時ごろハシラビドに到着。
今までで一番寝れなかった深夜バス移動だったな、、、

 

 


バスからバックパックを取り出していると、
あるモロッコ人が声かけてきました。

なんと今回の宿のオーナー、オマールが迎えにきてくれてた!

 

ワイルドネス・ロッジというのが今回の宿。
オーナーのオマールが酒グセが酷いがいいヤツという人柄らしく、ネットでは賛否両論の宿だったけど
最近の評判を聞くに大丈夫そうだし砂漠ツアーに一番安く行くならここということで予約してました。

私が最初はひとりで予約してたのに、だんだんと仲間が増えてしまい最後4人になったって言っても、
ダイジョブダイジョブ言ってチェックインの日も朝ごはん4人分用意してくれました。

めっちゃええ宿やん!

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オマール特製トマトオムレツ。

あとダノンのヨーグルトピスタチオ味がめっちゃうまかった!

 


まあ夜はオマール若干酔っぱらってたけどね。
ムスリムなのに飲んでいいのか聞いたら、毎日お祈りしてごめんなさいすれば飲んでもいいみたいな適当なこと言ってました。

 

でもそのくらい適当な宗教でいいと思うよ。イスラム教。いろいろ決まりがありすぎだもの。

 

 

あと猫が2匹も飼われててこいつらもめちゃんこかわいいかったです。

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食べものに貪欲で、寝たい時に寝てた。

とても羨ましい。

 

 

そんな感じで宿に着いてひと段落してると、
もうひとりチェックインのお客さんが。

マラケシュからバスでやってきたありちゃん。
彼も世界一周中の大学生!
でもここは2回目。砂漠の風景が忘れられなくてまた来たのだそう。
今回はこの砂漠しかない街に2週間くらい滞在するつもりという、砂漠バk...砂漠ボーイ。

 


ということで砂漠ツアーはありちゃんも加わって結局5人で行くことに!

完璧なパーティです。こんなに順調に人が集まるなんて。
しかもみんなひとり旅だったのにっていうのがすごい。おもしろい。

 


翌日、いよいよ砂漠へ出発しました!
次はそのはなし〜!

 

【モロッコ】タンネリ

現在いるエクアドルのキトは、標高2850m。
メキシコシティに来たときと同じく、ちょっと歩くだけで息切れしてます、、、

 

高山病発症する可能性が高まるのが2500m越えたとこかららしいので、ゆっくりゆっくり慣れていこ。

 

ほんと、昔の人はよくこんな高いとこに住もうと思ったよなーと感心してるこの頃です。

 

 

 


モロッコの話に戻りまーす。
フェズ3日目はいよいよ砂漠の街を目指して出発する日だったんだけど、
夜行バス移動だったので昼間はまたみんなで街をぶらぶらと。

といっても午前中は近所のモールに行って砂漠に向けて備品買い出し。
帰りはマック食べました。笑

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私はハッピーセット。カットされたリンゴが付いてきた!


おもちゃの車はマック出たところでティッシュ売ってる男の子にあげたら、投げキスしてくれました。
ちょっといいことしたな。

 

 

しかし昼ごはん後はちゃんと街を観光。
みちこさんとしょうごくんで世界遺産だというタンネリ(なめし革工場)を見に行くことに。

 

フェズの道ばたのおっちゃんたちが
タンネリタンネリナメシガワーってしょっちゅう声かけてきたので気になってたんだけど、
実際行ってみたらいろいろすごいとこでした。

 

先に写真載せるとこんな感じ。

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要は皮を染めるパレットがいっぱい並んだ作業場。
ここで暑い中何時間もかけて、皮をなめして色をつけていくのだそう。
他の場所にもナメシガワ作業場はあるけど、こんなに大規模なのは他にはないらしい。

 

 

ヘェ〜って感じですが、ここにたどり着くまでがめんどくさい。
この光景を見るには職人さんの家の中のベランダにあがらないといけないんだけど、
そこはしっかりしてるモロッコ人。入場料とられます。しかも交渉制。

 

めんどくせええええ!

必要なお金は払う気持ちは私たちも持ってるからさ、ちゃんと定額を決めてほしい。

しかし今回はしょうごくんがそこは頑張って交渉してくれました。
ひとりで行かなくてよかった…!

家の中に入ると、職人のおっちゃんがおもむろにミントの葉っぱをひとりひとりに渡してきました。
なんの為かはすぐにわかった。

 

異臭がひどい!!!

 

あたり一帯ウンコまみれみたいな臭い。
私たちはベランダでミントを揉み、香りで誤魔化しながらタンネリを見学しました。

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ミント揉みすぎて最後は草団子みたいになってた。

 

 

しかし職人のおっちゃん、ちょっとうざい。
交渉したはずなのにガイドして金額あげようとしたり、
買う気ないと言ってるのに革製品を何度も売り込んできたり。


みちこさんが半ギレ口調でもう自由に見学させてくれと言ってくれてなかったら、ずーっとまとわりついてきたな。


そんな感じなのでゆっくり見学というわけにはいかず、
最初にしょうごくんが交渉してくれたお金だけ払ってそそくさとその場を後にしました。

 

その後もそのエリアを離れるまで、みんなナメシガワ〜って声かけてくる……

 

 


タンネリを訪れて、
こんな異臭の酷い中で作業してるのは本当にすごいことだと思ったけど、なんかまわりのモロッコ人がずっと構ってくるのがかなり疲れました。


そういえば、モロッコって三大ウザい国のひとつだったな…。
タンネリでの一件はじめ他にもいろいろあり、
フェズはモロッコの街の中でも特にウザい街と感じてしまった。

 

 

でも、そうやって声かけてきたモロッコ人にお金をホイホイ払ってきた私たち観光客がいるからそうなっちゃったわけで。

難しいとこですね。
でもタンネリ見学はせめて定額を決めてほしいなあ!

【モロッコ】フェズぶらぶら

アルヘシラスで会ったみちこさん、

フェズ行きで会ったしょうごくんと

続々と旅仲間が増えていたモロッコクエストでしたが、

フェズでもうひとり増えました!

 

みちこさんがシャウエンで一緒の宿だったじゅんさん。

みちこさんと同じく、各国をまわってきた旅の大先輩。

最初はフェズで別の宿に泊まってたけど、私たちの宿に移動してきてそのまま一緒に砂漠を目指すことにー!

もはや私たちの宿、日本人宿と化してました。笑

 

フェズ2日目はこの4人で街歩き。

早速猫の親子を見つけ、和む。

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しかしフェズ、世界一の迷宮都市と言われるほど入り組んでおり、ときおりGPSのmaps.meも頼りにならなくなる!

しかし前にフェズに来たことがあるじゅんさんやみちこさんが持ってきてた地球の歩きかたなどのおかげで、私ひとりだったら絶対行くの諦めてた場所まで行けました。

 

 

まずは迷宮都市を城塞の外から眺めに行ったんだけど、

ここですでに私涙目。

 

 

灼熱の太陽のなか続く坂道、砂利道、そしてイバラ道。

途中でなんかの棘が刺さってて、気づいたら血が!

 

 

でもたどり着いた丘から、市街を一望できました!

ごちゃごちゃしてそーー!

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一度休憩を挟み、いよいよ迷宮の中へ。

これは迷宮の入り口にあるゲート。異国感。

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この先はほんとにめちゃくちゃ入り組み、細い道ばかり。重い物運ぶにはロバが活躍してました。

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迷宮には私たち非ムスリムは入ることができないモスクがあれば

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ロバ小屋、市場などがあり、、

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カオスってました!!

 

 

もう猫もね、牛の生首の真下で寝てるからね。

(閲覧注意!)

 

 

 

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ラクダ肉の店でも生首飾って店のおっちゃんニヤニヤしてるからね。

(閲覧注意!)

 

 

 

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もちろん客引きも多く、、、

中国人に間違われることにみんなちょっとイライラしながらも歩き回りました。

 

でもここで焼かれてたロティはめっっちゃうまかった!!

バターたっぷりな味!

 

 

 

そんな食べ歩きもしつつ、

最後は広場にたどり着いた!

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ここは屋台がいっぱい。

 

みんなでエスカルゴ食べました!

出汁がうまかった!

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しょうごくんはオレンジジュースがぶ飲みしてました。

なんか街で売られてるオレンジジュースにハマったらしい。

その後お腹壊してたのはこれが原因だったのか…はわからないけど、

すごい満足そうに飲んでたな。笑

 

 

 

私が気になったのはこれ。

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服の並べ方、オリジナリティがありあまってる。

靴なんてもう神経衰弱状態ですよ。全然買う気にならん。

 

やっぱおもしろいよモロッコ人!

 

 

この日もタジン食べて宿帰って寝ました。

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シャウエン→フェズ

シャウエンから次の街、フェズへ移動したおはなしー。

 

その前に、シャウエンは3日間滞在したんだけど、2日目にスペインのアルヘシラスで出会ってたみちこさんと再会してました!
そして砂漠を見に行くところまで一緒にまわることになった!!

ロッコ、なんやかんやで危ない話も聞くので、仲間ができてよかったー

 

フェズへのバスはお互いすでに違う便で予約済みだったのでフェズの宿でまた落ち合うことに。

 

今回も国営バスCTMを利用してフェズへ。


シャウエンの中心地からバスターミナルまでは下り坂なので、徒歩で移動。

 

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今日もみなさんキマってますな!

 

下り坂ばかりだからすいすいかと思ったけど結構暑くて疲れた、、、


汗だくでバスターミナルに着いてアイス食べながらバス待ってると、また日本人らしき男の子が。

 

同じバスっぽかったので声をかけてみると、しょうごくんというヨーロッパを中心に旅してる学生だった!
しかもフェズで泊まる宿が同じことが発覚!!

ということで一緒に移動することに。
いやー、2人になると一気に心強くなります。

 

 

バスは3〜4時間ほどかけてフェズへ。
途中食事休憩で止まった場所ではBBQ屋があり、モロッコ人たちは肉の塊をむさぼってました。
私たちにはちょっとボリューミーすぎるのでひたすら焼いてるの眺めてた。

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なんか山を越えてたのか、カーブの多い危なっかしい道ばっかだったけど無事フェズへ到着!

酔う人でるかと思ったけど、一度もゲロ臭を嗅がず到着できました。

 

バスターミナルから宿まではけっこう離れてたのでタクシーで。メーター使ってくれた!

今回の宿はDar Lalamouneというとこ。


booking.comでダントツにコスパ良し、評価良しだったとこ。

なんかロビーはツアー関連のドライバーやガイドたちの溜まり場になってて、ちょいちょい砂漠ツアーの勧誘とかされたけど、普通に話す分には楽しかったな。

福岡に元カノがいる兄ちゃんとかいて、復縁して日本に行きたいと嘆いてました。


管理人の兄ちゃんはチェックイン次第モロッカンウィスキーでもてなしてくれました。

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彼が着てるのはモロッコの砂漠の民、ベルベル人の普段着。
相変わらず魔法使い臭が強い。


一段落して、しょうごくんと夕飯を食べに中心地へ。
おかしな日本語で客引きしてきためっちゃフレンドリーな兄ちゃんのレストランへ行きました。

 

ここのタジンもうまかったなー!

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あとこのレストランは客引き兼ウェイターの兄ちゃんとその兄弟、そしてキッチンで調理してる母ちゃんで構成されてるっぽかったんだけど、
母ちゃんの命令は絶対。って感じで店をまわしておもしろかった。

 

客引きに飽きてふざけ始めるけど、すぐ母ちゃんに注意されてすごすごと客引きに戻る兄弟たち。

しかし母ちゃんが作った料理はすぐに配膳する手際の良さ。


母親が強い家族っていいなって思いました。

 

 


そんなレストランで食事しながらしょうごくんと話しをしてたんだけど、
しょうごくんも今後のルートが同じなのでこの先も一緒に行くことに!

仲間がまた増えたー!

 

宿に戻り、後発のバスでやってきたみちこさんと無事合流でき、しょうごくんともすぐに意気投合。


なんかあれですね。徐々にパーティが増えるのは、リアルドラクエでしてる感覚だったな。

 

ドラクエやったことないんですけどね。
もっぱら勇者ヨシヒコ見て手に入れた知識なんですけどね。

 

 

【モロッコ】シャウエンぶらぶら

青の街、シャウエンは猟奇的に青いのに、なぜかかわいいと感じました。

 

暑い日差しを和らげるためだとかイスラムの宗教カラーだからとかいろいろこうなっちゃった理由はあるみたいだけど、
ここまでするかっ?てくらい清々しく青いのでそう思ったのかもしれません。

 

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道ばたでは塗料の粉があちらこちらで売られてました。

 

宿のトイレの便器まで青に塗られてたし、
マグカップもこんな感じ。

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これは有名な露地。写真映えします。

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無駄に木まで青に塗られてた。

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そして車や椅子までも青い。青まみれ!

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でもかわいくデザインされてて見てて飽きない。
観光客が多く通る場所は、そこにまた上手く商品を並べてて今までまわってきた観光地と一線を画していました。

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でも絨毯とか毎日日干し状態だからここで買おうとは思わんな。笑

 


そしてシャウエン民の暮らしっぷりがまた良い味だしてます。


露地で遊ぶ子どもがいっぱいいたり、

(おばちゃんもまたどうして青まみれの格好なの)

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広場で世間話しに花を咲かせてる魔法使いのおっちゃんがいたり

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あとやっぱ猫!

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シャウエンは青の街であり、猫の街であると思いました。

 

でも反則的におもしろかった光景はこちら。

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川でレストラン開いちゃってるーーー!!!

 

シャウエン暑いから川で涼みたいのはわかるんだけどさ、その発想はなかった。

 

モロッコ人、おもしろいわーー!!

となったシャウエン散策でした。

 

 

 

 

 

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タンジェ→シャウエン

タンジェからシャウエンへ移動したおはなし。

 

朝、眺め最高の宿のテラスで朝ごはん食べて出発。

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ロッコ独特の美味しいパンに特製ジャム。そしてミントティー!
ロッコのミントティーは通称モロッカンウィスキーと呼ばれるモロッコのソウルドリンク。


お酒の飲めないムスリムのモロッコ人たちはこれをなにかと飲みまくってました。
インドのチャイ的ポジション。

 

一泊だけだったけど楽しんだタンジェ。
最後は大砲を見てお別れしました。

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そしてタクシー捕まえて向かうはバスターミナル。
タクシーは基本乗り合いの交渉制。最初英語通じなくて緊張したけど
先に乗ってたお客さんが助けてくれ、なんとかターミナルに到着。

 

ロッコのバスはCTMと呼ばれる国営のと、その他私営のバスがあるけど、観光客は基本的にCTM使った方が良いみたい。
私営は安く済むが、その分ローカルピーポーがとんでもないものを運ぼうとするんで(生きたままのヤギとか)いろいろ覚悟が必要らしい。

 

今回はモロッコ始めての移動だったしCTM。
ターミナルで待ってる間、けっこうたくさんのモロッコ人に話しかけられました。
みんなフレンドリー。いいね!

 

シャウエンまで50ディルハム(約500円)で、バスの下に荷物入れる場合は別で5ディルハムお金とられました。

 

そして出発。

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1時間半くらいだったかな?
すぐシャウエンに着いちゃった。


シャウエンの宿も地図上ではバスターミナルから3キロ以内だったけど、
この街は坂がめちゃくちゃキツイらしいんで乗り合いタクシーで中心地まで。

中心地はタクシーでは入れない小道が入り組んでるので
そこから歩いて10分程で今回の宿に到着!

 

 

今晩の宿の名前はDar Antonio。
名前のまんま、Antonioていうおっちゃんがオーナーのゲストハウス。

このおっちゃんはタバコすっぱーしながらチェックインの手続きしたりするし最初はめっちゃゆるいと思ったけど、
少しだけ日本語も喋れるし、共有のバスルームは誰かシャワー浴びる度に掃除するしで意外と真面目ないいおっちゃんでした。

日本人がよく泊まりに来るらしく、
私が来た時も他に2組日本人が。

 

そして宿の玄関、めっちゃ青いー!

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トイレの便器まで真っ青に塗られてた。

これには驚きすぎて写真撮り忘れた。笑


私がここに到着した時はスペイン人の家族が居て、モロッコの郷土料理、クスクスでパーティ中。
作りすぎちゃったらしくてちゃっかり昼ごはんをいただきました!

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さっきバスでパンも食べたからお腹パンパン…

その日の夕飯はヨーグルトだけだったな。


この日もおやつ時間くらいから街歩き。
青い街、シャウエンはちょーーーかわいかったです。


次回はその話!

 

 

 

 

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