【モロッコ】タンネリ
現在いるエクアドルのキトは、標高2850m。
メキシコシティに来たときと同じく、ちょっと歩くだけで息切れしてます、、、
高山病発症する可能性が高まるのが2500m越えたとこかららしいので、ゆっくりゆっくり慣れていこ。
ほんと、昔の人はよくこんな高いとこに住もうと思ったよなーと感心してるこの頃です。
モロッコの話に戻りまーす。
フェズ3日目はいよいよ砂漠の街を目指して出発する日だったんだけど、
夜行バス移動だったので昼間はまたみんなで街をぶらぶらと。
といっても午前中は近所のモールに行って砂漠に向けて備品買い出し。
帰りはマック食べました。笑
私はハッピーセット。カットされたリンゴが付いてきた!
おもちゃの車はマック出たところでティッシュ売ってる男の子にあげたら、投げキスしてくれました。
ちょっといいことしたな。
しかし昼ごはん後はちゃんと街を観光。
みちこさんとしょうごくんで世界遺産だというタンネリ(なめし革工場)を見に行くことに。
フェズの道ばたのおっちゃんたちが
タンネリタンネリナメシガワーってしょっちゅう声かけてきたので気になってたんだけど、
実際行ってみたらいろいろすごいとこでした。
先に写真載せるとこんな感じ。
要は皮を染めるパレットがいっぱい並んだ作業場。
ここで暑い中何時間もかけて、皮をなめして色をつけていくのだそう。
他の場所にもナメシガワ作業場はあるけど、こんなに大規模なのは他にはないらしい。
ヘェ〜って感じですが、ここにたどり着くまでがめんどくさい。
この光景を見るには職人さんの家の中のベランダにあがらないといけないんだけど、
そこはしっかりしてるモロッコ人。入場料とられます。しかも交渉制。
めんどくせええええ!
必要なお金は払う気持ちは私たちも持ってるからさ、ちゃんと定額を決めてほしい。
しかし今回はしょうごくんがそこは頑張って交渉してくれました。
ひとりで行かなくてよかった…!
家の中に入ると、職人のおっちゃんがおもむろにミントの葉っぱをひとりひとりに渡してきました。
なんの為かはすぐにわかった。
異臭がひどい!!!
あたり一帯ウンコまみれみたいな臭い。
私たちはベランダでミントを揉み、香りで誤魔化しながらタンネリを見学しました。
ミント揉みすぎて最後は草団子みたいになってた。
しかし職人のおっちゃん、ちょっとうざい。
交渉したはずなのにガイドして金額あげようとしたり、
買う気ないと言ってるのに革製品を何度も売り込んできたり。
みちこさんが半ギレ口調でもう自由に見学させてくれと言ってくれてなかったら、ずーっとまとわりついてきたな。
そんな感じなのでゆっくり見学というわけにはいかず、
最初にしょうごくんが交渉してくれたお金だけ払ってそそくさとその場を後にしました。
その後もそのエリアを離れるまで、みんなナメシガワ〜って声かけてくる……
タンネリを訪れて、
こんな異臭の酷い中で作業してるのは本当にすごいことだと思ったけど、なんかまわりのモロッコ人がずっと構ってくるのがかなり疲れました。
そういえば、モロッコって三大ウザい国のひとつだったな…。
タンネリでの一件はじめ他にもいろいろあり、
フェズはモロッコの街の中でも特にウザい街と感じてしまった。
でも、そうやって声かけてきたモロッコ人にお金をホイホイ払ってきた私たち観光客がいるからそうなっちゃったわけで。
難しいとこですね。
でもタンネリ見学はせめて定額を決めてほしいなあ!