フェズ→メルズーガ
ゲストハウスで米炊いたら盛大に鍋焦がしました。
弱火が日本の中火レベルなんすよ。
もう火の調節ができない時点で
あ、焦がすな…って思ったもの。
普段日本食に恋い焦がれることほとんどないんだけど、
今は象印の炊飯器で炊いた米が無性に食べたいです。
本題へ!
今日はついにモロッコで一番楽しみにしてた場所、
サハラ砂漠への出発地メルズーガまで移動したはなし!
正確にはハシラビドというメルズーガから3kmほど離れた村。
ここの日本人御用達の宿がラクダツアーも手配してくれるってんで、そこを目指してしゅっぱーつ。
今回のバスは国営のCTMを使うとハシラビドまで行ってくれないので
SUPRATOURSという民営バスを利用。
このバスの出発地である事務所は、フェズ駅の目の前。
そう。実はモロッコにも電車がちゃんと走ってるらしい!
せっかくなので駅覗いてみたら、かなり立派。
今回は行けなかった街だけど、首都ラバトと結ばれてるんだったかな?
なんか機会があったら使ってみたいなーと思いました。
21時半にバス出発。
宿からバスターミナルまではタクシーで移動しました。
今回はみちこさん、しょうごくん、じゅんさんと一緒だから気持ちが本当に楽。
バスには私たち4人の他にも日本人とモロッコ人のカップル(!)が乗ってたり、韓国人の男の子2人組が乗ってたりと、アジア人多め。
最初は結構席空いてんなーと思ってたけど、
そこは民間バス。途中何回か停まって人が乗ってくる。最後はちゃんと満席になってました。
家族8人くらいでどっと乗ってきたのには驚いたなー。しかも赤ちゃんいたし。
バスで泣き叫ぶんじゃないかと心配したけど、眠ってくれてました。よかった。
しかし私は眠れなかった!いつもならなんだかんだで寝れる私が!
たぶん原因は車でかかってたモロッコのトランスミュージック。
外国じゃ当たり前なんだけど、運転手が眠くならないようにかけるやつだから妙にノリがよい。
モロッコ語もなに言ってるかわからない分、呪文みたいで耳障り。
前半戦、一睡もできずに休憩所へ到着…
またBBQ屋台があり、23時くらいだったけど食ってる人は食ってました。
休憩が終わりまた出発。深夜だから音楽消すかと思ってたけど、ガンガンかかってたーー!!
うつらうつらの状態で数時間。
6時ごろハシラビドに到着。
今までで一番寝れなかった深夜バス移動だったな、、、
バスからバックパックを取り出していると、
あるモロッコ人が声かけてきました。
なんと今回の宿のオーナー、オマールが迎えにきてくれてた!
ワイルドネス・ロッジというのが今回の宿。
オーナーのオマールが酒グセが酷いがいいヤツという人柄らしく、ネットでは賛否両論の宿だったけど
最近の評判を聞くに大丈夫そうだし砂漠ツアーに一番安く行くならここということで予約してました。
私が最初はひとりで予約してたのに、だんだんと仲間が増えてしまい最後4人になったって言っても、
ダイジョブダイジョブ言ってチェックインの日も朝ごはん4人分用意してくれました。
めっちゃええ宿やん!
オマール特製トマトオムレツ。
あとダノンのヨーグルトピスタチオ味がめっちゃうまかった!
まあ夜はオマール若干酔っぱらってたけどね。
ムスリムなのに飲んでいいのか聞いたら、毎日お祈りしてごめんなさいすれば飲んでもいいみたいな適当なこと言ってました。
でもそのくらい適当な宗教でいいと思うよ。イスラム教。いろいろ決まりがありすぎだもの。
あと猫が2匹も飼われててこいつらもめちゃんこかわいいかったです。
食べものに貪欲で、寝たい時に寝てた。
とても羨ましい。
そんな感じで宿に着いてひと段落してると、
もうひとりチェックインのお客さんが。
マラケシュからバスでやってきたありちゃん。
彼も世界一周中の大学生!
でもここは2回目。砂漠の風景が忘れられなくてまた来たのだそう。
今回はこの砂漠しかない街に2週間くらい滞在するつもりという、砂漠バk...砂漠ボーイ。
ということで砂漠ツアーはありちゃんも加わって結局5人で行くことに!
完璧なパーティです。こんなに順調に人が集まるなんて。
しかもみんなひとり旅だったのにっていうのがすごい。おもしろい。
翌日、いよいよ砂漠へ出発しました!
次はそのはなし〜!