【イギリス】気管支炎と鬱作品
ハリーポッタースタジオから帰ってきたあたりからちょっと嫌な感じはあったんだけど
翌日ちゃんと自覚しました。また風邪ひいた。
喉と関節がめっちゃ痛い。。。
たぶん、コンチキで溜まってた疲れがどっと出たんだろう。
今回も入院する事態になる前にとっとと病院に行っとこと思い、保険会社にまず電話。
今までタイで2回病院行きましたが、その時は電話せず突撃で行ってました。
でも国によってはそれだと後処理が面倒くさくなるという情報を得たので、一応今回は先に保険会社へ連絡。
症状と現在地言ったら、最寄りの日本語通じる病院紹介してくれました。
道中。今日は晴れてるロンドン。
折角の散歩日和なのにだるすぎて散策する余裕なし…
今回行った病院は、
Hospital of St John and St Elizabeth。
宿から徒歩20分の好立地。
病院内に日本クラブ メディカルクリニックという日本人専用の診療所がありました。
タイのバンコクといいチェンマイといい、いつも日本語が通じる場所で体調崩すのは不幸中の幸いです。
待合室には在英日本人の奥さまたちがたくさんいました。どうやらみんな妊娠中。
海外で安心して子どもも産める環境があるって素晴らしいですね!
数分待って診断室へ。
担当のお医者さん、バリバリの日本人。
イングランドEU離脱騒動による為替の変動にまんまと飲み込まれ、財産が大変なことになったらしい方。
なんでも1日でポンド円が160円から133円に暴落したらしい。
…やっぱお金怖いわー。
診断ではなくそんな話で盛り上がりました。
しかし診断結果はただのカゼではなく、気管支炎。
EU離脱についてつらつら話してる最中、一度も咳は出てないんですが
喉の腫れ方がカゼのソレではないらしい。
甘くみるな!次は肺炎になるぜ!とのこと。
まじでやばいと思ったので、抗生物質やらのど飴やらのどスプレーをいただき、宿で寝込みました。
今晩の自炊飯。キーマカレーと野菜たち。
見た目も手抜き感満載ですね。
しかしこれ食べて薬飲んで、宿のみなさんとだらだら談笑してたら、
なんかテレビでヤバい映画が始まってしまった…
NYNPHOMANIACというデンマーク映画。
Nymphomaniac: Volume 1 TRAILER 1 (2014) - Christian Slater, Shia LaBeouf Movie HD - YouTube
かなり過激なポルノ映画。日本でも上映されてたみたいだけど、大部分がカットされたに違いない。
これをそんなに遅くない時間に公衆の電波で流しちゃうイギリスのテレビ局、すごいです。
そしてただのポルノ映画ではないセンス。
なんかすごいドロドロなのに、ひとつひとつのシーンがとても美しくみえるんです。すごい演出。
みんなで魅入ってしまいました。ストーリー展開も秀逸。最後の場面は、ほんとに心臓がバグってなりました。
後々調べたら、あのアイスランドの歌姫ビョークが出演し、カンヌ映画祭で話題となった『ダンサーインザダーク』も手がけたラース・フォン・トリアー監督の作品。
映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」日本版劇場予告 - YouTube
ヤバい映画なわけだ…!
そしてこの作品、ウィキペディア先生曰く
トリアー監督の『鬱三部作』のひとつらしい。
…鬱!!!?
確かに観た後の後味は良い意味で最悪でした。
他の鬱作品も見てみようと思ってますが、一向に手が出せないままです。
そんな鬱気分でまた一晩寝込み、翌日はちょっと良くなったと思ったので
せっかくだからビョークの展示を観に行くことにしました。
次はそのはなしー。