【ペルー】たまごゲップ病
エクアドルでタマゴマスターの称号を得た私ですが、
次の国のペルーでは『たまごゲップ病』を患いました。
タマゴマスターとしてタマゴと真剣に向き合った結果がこれです。
なにが起きるかわからないね。南米も(*´ω`*)
クスコに着いた当日はなんの病気かわからず、食欲ないけどとりあえず栄養!って思って近所の食堂で適当に昼ごはん食べたあとはお腹クダしまくるので宿に引きこもってました。
なんなんだこれ!?いつもの下痢と明らかに違う!
そしてタマゴ食べてないのにゲップが腐ったタマゴの臭いがする!おええ!
ベッドで寝ながら タマゴ ゲップでググったら、すぐに病名でてきました。
『たまごゲップ病』こと『ジアルジア症』
厚生労働省からの引用によれば
消化管寄生虫鞭毛虫の一種であるジアルジア(別名ランブル鞭毛虫)(Giardia lamblia.)による原虫感染症。
糞便中に排出された原虫嚢子により食物や水が汚染されることによって、経口感染を起こす。健康な者の場合には無症状のことも多いが、食欲不振、腹部不快感、下痢(しばしば脂肪性下痢)等の症状を示すこともあり、免疫不全状態では重篤となることもある。
これがランブル鞭毛虫。嫌な顔しとります。
こいつが胃に住みついちゃって胃が機能しなくなり、消化しきれない食べ物が腐って『タマゴゲップ』がでるっぽい。
結構バックパッカーの中ではあるあるの病気らしく、東南アジアやインドなどの不衛生な食事環境下でかかる人が多いってこともわかりました。
でも元気だったら発症しないパターンもあるみたい。
私の場合は、たぶんいつもの感じだったら無症状だったのかも。インドとかのほうが衛生的にやばいこと多かったと思うし(・ω・)
でも一気に高地に駆け上がったこともあり、環境の変化に適応できず発症しちゃったのかもです。
バスでのひどい痺れもおそらくこれが原因ですな。
しかしこの病気、特効薬があるそうでそれ飲めば入院せずともすぐ治るそう!
その薬の名は『チニダゾール』!万国共通の言葉らしいので普通の薬局なら難なくゲットできるはずらしい!
よっしゃあ!あってくれー!
翌日、ペルーでやたら目についてた『インカファーマ』へ。
ペルーの薬局はこのチェーンが牛耳ってた。
インカコーラといい、インカの権力は今も健在ですね。
高山病の薬を買う人が多いのか、クスコの中心地にもありました!
そして
あったあああ!
インカファーマのおばちゃんにチニダゾール…って言ったら、「はいっ」て。他にもかかる人多いのかな?難なく購入!
早速広場のベンチに座って服用!
…なんか、落ち着いた気がする…!
そのあと1時間後にはピンピンして「インカマッサージ」を受けてました(°▽°)
(今考えるとよくそんなタイミングでマッサージ受けたなー…揉み返し酷かったし。)
とりあえずタマゴゲップ病、気をつけてください。
チニダゾールはバックパッカーの常備薬にしてもいいくらいだと思う!!
リマ→クスコ
さーて、リマはヘタすると沈没しそうなので、3泊で切り上げて次のとこへ向かいます。
次の目的地は、クスコ。
インカ帝国の首都!テンション上がる街です。
しかしリマからクスコ、途中乗り換えないけど…22時間かかるって(・∀・)
…心の準備必要!ていうこともあり前日は宿に引きこもってたんですねー。
13時過ぎにクスコバスは出発するってゆうので、余裕もって11時に出発。まずはローカルバスに30分くらい乗って、バス会社へ到着。
ローカルバス、どれ乗っていいかはわかってたけど降りる場所わかんないのでマップスミーでGPS追いかけながら近くなったら降りる作戦…!
リスキーだがなんとか到着しました!
今回使うのはこの前使ったクルスデルスルではなく、CIVAという会社。シバ!
こちらもネット予約ができ、安心して乗れると聞いたので。そしてクルスデルスルよりも安かった!
クスコまで27ドルでした。
でもバス、ユーチューブ見れるよアピールしてるけど、これはダメだった。笑
1時間くらい待って乗車。
隣はペルーの女の人と…その子ども。1歳くらいなのかな?かわいいんだけどさー…
結構ね!男の子の足がね!私の膝にあたるね!
ビスケットのカスは私のリュックにボロボロ落ちてるね!
お母さーん!これは席ふたつ予約したほうが良かったんじゃないのかな?3時間くらいならまだしも、22時間だよ(・∀・)
お乳も飲むし、オムツ替えもするし、ていうことはうんこ臭いし…
お母さんなんか謝ってくれるけど、言葉通じないからなんか気まずい…
ハードル高い22時間になりそうな予感。
まあ、こういうこともあるわな!
昼間はそんなことが隣でありながらうつらうつら。
できるだけ寝るように努めました。
ていうのも、夜の時間に標高が一気に上がるらしいので、その時は起きてて順応したほうがよいと聞いてたので。
夕飯食べてからは逆にパソコンで映画見たりして起きてるように努める。
機内食みたいなバス弁当。
暗がりで撮ったからまずそうに見えるけど、それなりのおいしさ(゚∀゚)
けど映画見ながらバスはぐわんぐわん揺れ、酔いそう!どうやら山道に入った模様。
ちょっと映画お休みしようかなーとかやって1時くらいまでは起きてたと思うんだけど、気づいたら朝6時\(^o^)/
寝てたーー!
そして頭痛い…!絶賛気圧の変化にやられてます。
朝ごはんセット食べ、
方位磁針起動してみると
標高3300メートル!駆け上がったねー!
朝7時、アバンカイという街に到着。ここで体を慣らす人もいるらしいけど、引き続き一気に行きます。
なんか真っ白な砂漠とか通りました。
でも写真撮る余裕がありませんでした。
お腹痛い!
手足が痺れてる!
なぜかゲップが臭い!
なんか、ゲップが卵の腐った臭いがしてめっちゃ気持ち悪い。
そして痺れ。最初は指先の痺れだけだったけど途中から手を握ることができなくなり、首から顎もなんか痺れて呼吸できてるんだかできてないんだか状態。
やばい!なんか生命的にやばい!
幸いアバンカイで少し席が空いて、隣のお母さんは別席に移動してくれたので、ちょっと動かせるとこ動かそうと努力。
左手はグーできるようになったけど、右手は相変わらず。
もういやー。゚(゚´Д`゚)゚。死ぬーー!
しかしここで意識なくしまして。
気づいたら1時間経過。
…生きてた。
首の痺れはなくなり、右手もなんとか握れるように。
とりあえずよかったけどなんだったんだあれは…
そして11時!クスコに到着!!
ああもうほんとしんどかった!
ちょっとまだ調子悪いので、宿近くまでタクシー利用。
今回の宿はリマの桜子さんでオススメされてたKurumiてとこにしてみました。
高山病対策になるというコカ茶が飲み放題!
WiFiさくさく!朝ごはんも目玉焼きでたりと美味しかった!
しかしなんとか着いたけど、何もしなくても激しい息切れ。そして卵臭いゲップは相変わらず。
あとひどい下痢も始まっちゃいまして。
幸先の悪いクスコスタートだったなー…
【ペルー】体力大事
昨日は通称ペルーのお台場で日暮れまでブラブラし、空港に向かうガジくんをバスまで見送り、電車で宿に帰りました。
ちなみにガジくん、終日バックパック担ぎながら私たちに付き合ってくれてました。
…今思うと身軽すぎだな!
彼はカナダで滝見て、宿泊はせずに日本に帰国したみたいで。体力あるのってやっぱり重要ですな。
えみりさんも翌日はイカへ出発。
私はというと、、、引きこもり生活(゚∀゚)
宿にあったナルト四十三巻を熟読しました。
イタチが死ぬとこ。アツかった…!
なぜかこの巻しか置いてなくて、続きをネットでダウンロードするかどうか悩んだ一日でした。
…まー、体力回復に勤しんだ日ということで。
あとは相変わらず桜子さんの手作り朝食には感動してました。
クリームシチューおいしすぎた。
【ペルー】リマぶらぶら
昨日は夜行バス明けからの昼間がっつり活動したので、リマ2日目はゆったりスタート。9時に起きて、名物、桜子さんの日替わり朝ごはんに感動!
手作り!カラダに良さそう!これにコーヒー!ごうかー!
こんなの毎朝出されたらそりゃファンになるわなー!
ご飯食べたあとはえみりさんと、今日チェックアウトでカナダに向かうというガジくんと再びの旧市街観光に出かけました。
昨日も行こうとしたけど闘牛で終わっちゃったので。笑
まー教会とかありますわな。
…正直に言います。見飽きた(´Д` )
完全に観光疲れ。
他の2人もそうだったらしく、目的地はこちら
OKINAWASOBA!!
ちゃんと日本語で看板!
50年のそば作りの経験ありって書いてある。
結構すごいことをさらっと。
この人がそば職人なのか?50歳以上には見えないけど…
とか3人で喋ってたけど、おじさんは日本語わかんなかったみたい。日系3世とかなのかなー。
前菜?でサーターアンダギー的なものも付いてくるっていう。
朝ごはん遅かったし、満腹( ˘ω˘ )
沖縄そばあった地域はアジア系のお店が集まってて、チャイニーズやコリアンフード屋さんもたくさんありぶらぶらしました。
そういえば、南米人はやっぱりアジア系の人は一緒くたにまとめてしまうらしい。まあ区別つかないよねー
でもそれで、ヘイ、チーノ!って言われることが結構あった。
チーノじゃなくてハポネだよ!
っていうか!!
そういう声のかけ方ってどうなの!?
他の大陸ではそういうことはなかったように思うので、なかなか気になったなー。別にいいんだけどさー…
差別ってこういうとこから始まるのかな?ってちょっと思ったりしてしまった。
さて、旧市街はそんな感じでほーんて観て、
バス乗って新市街のほうへ。ガジくんがおみやげみたいってんでおみやげメルカドみたいなとこ行きました。
とりあえずアルパカ人形かわいすぎ!
ガジくん妹にあげるってんで2匹買ってた。1匹じゃかわいそうだもんね。笑
おみやげ見ながらぶらぶらしてたら案外喉は乾いてきて、公園で休憩〜。
もちろんインカコーラで。でもインカコーラ・ライトっての飲んでみました。
コカコーラライトのマネだな!
さてこの公園
なんかネコがいっぱいおるーー!!
パルケ・デ・ケネディという名前らしいが、
通称ネコ公園と言われてるらしい。
ほんと、ネコってどこ行っても自由でよい。
小一時間岩合さんごっこして
そんなにお腹すいてないけど有名なチュロス屋があったのでチュロス分け分けして食べ
今度はペルーのお台場と言われるエリアへ。
…お台場…?
なのか…?
平和な海辺って感じ( ̄▽ ̄)
サーファーもたくさんおった。
ひたすら海がきれいでした。
おのおの自由に過ごしてていい感じ。
海岸にはなんか白いカニの殻がたくさん落っこちててちょっとグロいんだけど、めっちゃ発掘してるガールいたり
塀にすっぽりハマって昼寝してるガールいたり
真似するガールいたり
あ、自分です。
構図映え素晴らしかったので撮影会しました。笑
そしてここのシンボルのモニュメント
逆光であれなんで写真おかりするがこんなのが中心にありました。
いろんな意味で平和だな!!!
そしてここペルーのお台場って言い出したの誰!!
お台場はモヤイだから!ぜんぜんこんなエロくないから!!
【ペルー】セビーチェと闘牛
リマのお宿桜子さんに無事チェックインし、さっそくこれから出かけるって方々についてくことにしました。
やっぱり日本の人と一緒だとアクティブな気持ちになれる!笑
ストレスなく喋れるってすてきなことだ!
バスと言う名のバンに乗ってまずはスーパーで食材を買ったけど、お昼ご飯はメルカドに食べに行きました。えみりさんという、世界一周を最近再開したというお姉さんに誘われて!
えみりさんは少しスペイン語喋れるのでかなり頼りにさせていただきまして、その後もペルー、ボリビアとお世話になる仲になります…!
こちらが辿り着いたメルカド
人気はそんなないけど陳列加減がいい感じで大胆。
トマトだけ売ってる店があったりね。
トマト、南米が原産だものね。オリジナル!
メルカドではリマ名物、セビーチェがおいしいらしいってんでそちらを!
セビーチェはなぜか写真撮ってないんだけど、こんなやつ。
生の白身魚をビネガーでシメた料理!下手なところで食べるとお腹壊すらしいけど、夏の今が旬らしいのでチャレンジ!
18ソル、約600円だけどめっちゃボリューミー!そしてう!ま!い!食べきれず半分は弁当にしてもらいました。今日中に食べよう。
またバスに乗って今度は旧市街へ。歴史地区ですね。
降り立ったら、こんな行列に出くわした。
ただならぬ熱気…
なんとここ、闘牛場…!
ちょうどこれから試合があるらしい!!
うっわー!観てみたい!!スペインで見れなかったからな!念願!
しかし、ダフ屋っぽいおじさんが近寄ってきたので値段聞いたら200ソル。約6500円。高えな…無理や…
しかし、えみりさんが粘ってくれて100ソル!
うーん…!突然の出費だがこれを逃したら一生闘牛は観ない気がする!
ということで、チケット買ったったーー!
半券。本当は95ソルだったみたい。
200ソルて、相当ふっかけられてたな…
買ったら入場開始してたのですぐに客席へ追い込まれました。
めっちゃ人おる!そしてやかましい!すでにみんななにかと戦ってる。
ちなみに入場時飲食厳禁だからセビーチェ弁当持ち込むな言われたけど、
食べないからー!って言って無理矢理許してもらったんだけど、屋根なし炎天下の席。
絶対腐るなこれ…
それにしても、まさかペルーで闘牛みることになるとは。笑
ついてたねーなんて話してたら始まりました〜
闘牛牛が赤い布持ってる闘牛士に突進し、避ける度にみんなの「オーレ!」という掛け声が響く。
オーレ!ってこういう使い方が正しかったのか〜
そして、タイミングよく剣を順に牛に刺してく闘牛士。
だんだん弱る牛。最後は4.5箇所刺されて、牛が倒れこむと試合終了。馬にひきづられて退場する牛。拍手と声援とともに、それを興奮しながら観戦する皆々…
…
かなり残忍だね闘牛って(°_°)
最後のほうえみりさんとかわいそうだねーって。
結局4頭の牛が殺され、今日の闘牛はおしまい。
外に出ると闘牛に抗議するデモ団体が。
いや、そーですね!
これは残忍すぎるスポーツですわ!伝統なんだろうけどさ。
牛の扱いに関しては、インドを見習ったほうがいいと思いました。
あ、せっかく持ち込めたセビーチェ弁当はやっぱり危ないと思ったので魚の部分以外ちゃんといただきました。
チクラーヨ→リマ
ペルー3日目!この日は夜行バスでペルーの首都、リマへ出発です。
昼間はゆるゆると。宿が13時チェックアウトとすごい良心的だったのでだらだらっと準備して、
昼ごはん適当な食堂でチキンバクバクっと食べて、いちおうチクラーヨの観光地っぽいカテドラルをチラチラっと見て、
ショッピングモールでストッキングをウロウロっと探したりしました。
昼ごはん。クオーターサイズのチキン。奥に見えるはインカコーラ。なんかインカコーラ頼みたくなる。
調味料はこんな感じでもらえるので使わずにお持ち帰りです。ありがてえ!
カテドラル。涼み処。
ちなみにチクラーヨの近くには日本人のシマダさんという人が発見したというシカン遺跡があったらしい。
この時はめんどくさくなっちゃって行かなかったけど、この前上野で行ったアンデス文明展でシカン文明のすごさをなんとなく感じたので、行かなかったの後悔してます。。。
まあ、お呼びでなかったというこって。
30分くらい歩いて着いたショッピングモール。しかし、目当てのストッキングは置いてなかった。
ペルー人、ストッキング履かないんだろうか?
結構でっかいとこだったんだけどなー。
マックもスタバもKFCもあって、どこも同じだなあと思った。
はい。そんな感じで昼間は過ごし、19時頃今回のバス会社CRUZ DER SURへ。
こちらのバス会社はペルーの長距離バスの最大手。
CRUZ DER SURとは訳すと南十字星。かっけえ。セイントセイヤみたいな?
ネット予約もでき、早割もあって49ソル。約1600円。
結構お高いと聞いてたけどこの値段なら全然あり!
バスは当然のように2階建。
そして車内はこんな感じでブランケットと夕飯も付いてきました。
キャビンアテンダントのお姉さんもいたし、飛行機みたい!!
約13時間の移動だったけどとても快適だった!
そして隣に座ったお姉さんはとてもフレンドリー。スペイン語で会話ほとんど噛み合わなかったけど、笑
イカというとこに帰郷するらしい。
しかしこのお姉さん、なぜかケータイのICチップを初っ端車内に落とし、まわりの皆で捜索…!ちっちゃいから全然見つからん!
すごい落ち込んでたけどかける言葉見つからず…もどかしかったなあ。
で、朝。
今回はすげえ砂漠の中を走ってた。
朝9時ごろリマのCRUZ DER SUR社にとうちゃーく!
暑い!!
けどまた歩いて今度は電車に乗車です。
写真撮ってないけど悩みながらチケット買って宿の最寄り駅までたどり着き、
昼前には日本人バックパッカーの中では有名処、
お宿桜子にチェックインできまして、無事、衛星放送のNHKを拝むことができて感動しました。
ということで、LIMA!
この日はこのまま休憩入れず観光行ったので、次はそのお話!
【ペルー】お休みデー
ペルー2日目は休息日。ペルーへの国境越えは何があるかわからないなーと思い、余裕持ってスケジュール組んでたけど問題なく入国できたのでね!
…宿でだらだらマンガ読んでました。
ワンピース最新刊の配信日でもあり、熟読。笑
あとバックパックにワッペンつけたり。なんか溜まってたことをやった感じの日。良い休息日だった。
でもお昼は外出して地元料理を摂取。
クリームシチューカレーみたいの食べた。
まろやか!
そしたら豚?の足がまんま入ったスープと謎の南米フルーツジュースも付いてきた!
スープ、麺も入ってるしこれだけで食事になるんだけど…ペルー料理コスパ良いな!
豚の足はグロくて食べれなかったけど良い出汁でてました。
そしてこの食堂のとなりにケーキ屋!
なんか見た目につられて入店してしまったー!
お皿は発泡スチロールだし、写真写り微妙ですが、肉眼めっちゃ美味しそうに見えたのです。
さすがに食べ過ぎて気持ち悪くなって、宿に戻ってまたマンガ読んでました。
はい、今日は短いですがおしまい!
あと青いサンタがいたくらいやな。
南半球のクリスマス感。
【ペルー】チクラーヨぶらぶら
チクラーヨの宿に到着し、荷物置いてとりあえずお昼ご飯へ。
朝ごはんアップルパイだけはさすがにお腹ペコペコでした。
宿行く途中でチェックしてた食堂に入ってみた。
オーダーとったおじさんがなんかフレンドリー。言葉よくわかんないけど人気そうなの頼んでみた。
豚肉かぼちゃじゃがいもタマネギ!じゃがいもが大きい!
シンプルだが良い感じで栄養とれる。そしてうまい。
あとお皿の柄が松なのがちょっと新鮮だった。
南米にも松ってあるんだー。
そして一緒に頼んだ飲み物、ペルー行ったら飲むの楽しみにしてたやーつ!
インカコーラ!味は栄養ドリンクみたいで別にすごい美味しいわけじゃないんだけど、ペルーにいると無性に飲みたくなるマジカルドリンクと聞いていたがその通り。
なんか癖になる飲み物!ペルーでは普通のコーラよりインカコーラが根強い人気のようです。
ちなみにインカコーラはコカコーラ社が買収してるそうで。コカコーラ牛耳ってますな。
一旦宿に戻って荷物整理などして、夕方また街ブラ。近所のメルカドっぽいところに行ってみる。
…思ってたよりにぎやかだな!
人たくさんおる!
ていうかちょっとカオス。服売ってる隣で車ブンブン通ってるし、警官もうろついてるし、声かけてきたのはマリファナマリファナ呟くおじさんだったり。
ちょっとディープすぎるな…と思ってたら、更に変な商店街が
魔女市場、というやつらしい。
魔除けやお祈りに使う道具などが所狭しと。なんか動物の骨とか。
たぶん呪いのためのグッズもあるよう。
でも意外とオープンな場所。私が歩いててもみんな見向きせず。魔女っぽいひともいませんでした。
名前は魔女ってついてるけど、日本でいうお仏壇グッズと変わらないんだろうなー。
魔女市場でたとこにフルーツパーラー屋台があったのでこちらでサンドイッチとフレッシュジュース
そのあと道端で焼いてた串焼き食べたり。
なかなかローカル感が楽しめるとこだな!チクラーヨ
ロハ→チクラーヨ
山に囲まれた村、ビルカバンバ。
長生きの水とヒッピーに遭遇したことで、観光というよりは、自然な環境でセカンドライフ送るのにはよいとこなのかもという印象になりました。
スローライフですな。
ロハスですな。
そこからまたバスでロハに戻り、無性に食べたくなったのは…KFC
チキンバンザイ!コーラバンザイ!
とってもおいしかった!
私ヒッピーなるの無理だな。笑
KFCがあるモールまで50分くらい歩きました。疲れたけどね。肉食べたいからね。
エクアドルのチキンは衣感が強くて、あとポテトじゃなくて揚げいもみたいのついてきた。キトの空港で食べたやつだ。
そっからまた50分かけて宿に戻り、バックパックたちを受け取ってバスターミナルでバス待ち開始。
今夜はエクアドルを離れ、ペルーのチクラーヨという街を目指します。
バスの出発が夜11時なので、それまでターミナルの硬いベンチで待機。
おっさん、半ケツだぞ。犬、元気だぞ。
夜が更けてくると、私の隣に座ってきたおじさんがめっちゃじろじろ見てきた。
時間になったので席を立ったら、速攻私が座ってたとこも使って寝そべるおじさん。
じろじろ見てきたのは「そこ俺の寝床なんだけど!」アピールだったみたい。
ごめんね。…てか普通に治安良くないな!まあ地方のバスターミナルだしね。しょうがない。
バスはてっぺん前にやっと出発。
まずはペルーの国境の街、ピウラというとこに行くバスに乗ります。
まわりは旅行客と地元民半々くらい。
私の隣はショートパンツアメリカン女子だったので安心して爆睡しましたが、2時半頃起こされ国境越え。イミグレ受付です。
バスでのイミグレにはこれまで何度もトラップに引っかかってた(ラオス→ベトナム、フランス→ロンドンなど。懐かしいな…)ので、いろいろ下準備をしてきました。
下準備っつっても前情報入手しとくぐらいだけどさ(゚∀゚)
イミグレ自体は何の問題もなく越え、日本がお金出して建設したという橋を渡る。
そして橋を渡る最中、野犬に吠えられ攻撃!!
あらかじめその情報は知ってたけど、やっぱ怖ええ!
アメリカ女子たちは友達同士2,3人まとまって歩いてたので、私もそれとなく後ろにつかせてもらいました。
そんなんで1時間ほどで国境は越え、ペルーに入国。
特に感動もなく、ていうか眠いのでまた爆睡。
6時半過ぎにピウラに着くまでスヤピピでした。
ピウラに着いて、今度はチクラーヨ行きのバスを探します。
ペルーはバスターミナル文化ではなく、バス会社文化。
会社ごとでバスに乗る場所が違うので、目当てのバス会社まで行かないといけません。
結構めんどくさい!絶対ターミナルのほうが便利。
一応マップスミーで見つけられてたLinea社というバス会社がチクラーヨまでのバス出してるらしいのでそこまで歩く。20分くらい?
しかし途中にトランスポルテ チクラヨ社が!
このバス会社使うのが第一希望だったんだけど、マップスミーで場所出てこなかったんだよねー。ラッキー!
チクラーヨまで10ドル。
20ドル札出したら、お釣りをペルーの通貨、ソルでくれました。さすが国境の街。いいね!
バスはまもなく出発。
二階建てのバス!しかも先頭席!
後で知ったけどペルーでは2階だてバスは長距離バスとしては一般的で、2階先頭席は日差しが強いのでみんな好まないらしいんですが、私は嬉しかったです!
ピウラではこういうトゥクトゥクみたいのが走ってました。
南米らしく、カラフル。
街中を離れたら、今度は山ではなく荒野の広がる道
ひたすら荒野も、悪くない。
途中小さな村で停車。
乗ってきた売り子さんからアップルパイっぽいのを購入。今日の朝ごはんですね。
ホッカホカでおいしかったー!
あと車内にはテレビモニターも付いてたけど、私の位置からはモニター見れん。。。
でも音でゼログラビティが上映されてるのはわかりました。あの緊迫感特徴的だもんね!
世界共通なことに感動。
しかし主人公が地球に帰れる前にチクラーヨに到着しちゃって上映終了〜
まじかよーっていうタイミング!これから本気で帰るってときだってのに!!
またあとでちゃんと見ようと思いつつ下車。
今日も歩いて宿に向かいます。
本日のお宿はこちら。
場所わかりにくかったけど、中心地にあってビジネスホテルって感じ。なんか名前入りボールペンもくれた。
こちらもシングルルームだったので、心置き無く洗濯できました。
はいそんなかんじでしれっとペルー入国!さいならエクアドル!
エクアドルのまとめはまとめて南米篇でしようと思いまっす!
【エクアドル】ビルカバンバ
さて、実質エクアドル最終日となったこの日は日帰りでビルカバンバという村にふらっと行ってみました。
ビルカバンバは長寿の村らしい。…ほほう。
10時に宿をチェックアウトしたけど大きい荷物はフロントに預け、バスターミナルへ。
なんとなーくビルカバンバ行きのバスを見つけ、乗車。1.3ドル。
道中はやはり山山山。
山はえる。
1時間半くらいでビルカバンバに到着。
…うん。
なんもねえ〜(゚∀゚)
でも広場と教会はちゃんとあって、一応街なんだなあと確認。
ひとまず広場でぼーっとする。
このおじいちゃん看板が広場の中心にあり、長寿推しなことは確認できた。
長寿か。。。
最近はただ長く生きるんじゃなくて、健康寿命を伸ばすことが大事だと聞くなー
それにはいつまでもフレッシュな気持ちでいたいんだよなー
毎日毎日が大切だよなー
なんて長々考えてると、兄ちゃんが声かけて来た。
今日ペルーから来たというペルー人の絵描きさん。私がすごい暇そうにしてたと見えて、話しかけたみたい。
英語通じたので少し話せた!
彼も初ビルカバンバ。ビルカバンバの観光客に自分が描いた絵を売りに来たそうだが、観光客が全然見当たらないらしい。笑
A3サイズくらいの絵を十数枚持ってきてて、パラパラ見せてくれました。
写真撮ってないけど、まあまあの腕前。
私はバックパッカーでビンボーだから買えないんだけどさー。きっと昼過ぎから少しお客さん増えるんじゃないかなー?
と、希望的観測で励まし。
いつもだったら売り子さんはぼったくられそうでかなり警戒してそんなに喋らないんだけど、今回は暇すぎた&この兄ちゃんは大丈夫だろうという直感で小一時間ほどベンチ座って広場眺めながら喋りました。
なんか、良い時間だったなー。
でもさすがにこれだけでビルカバンバ終われないので、ちょっとまわり散策して来るね〜と伝え、
兄ちゃんはもう少し粘ってみるということでお別れ。
日が暮れるまで売るって言ってたが、一枚でも売れたのかな〜。グッドラック。
別れて地図見ながら、ビルカバンバが長寿の村と言われている所以の川を目指すことにしました。
その前に名物の「水」を購入。
長寿の水…ビルカグア!
聞こえだけならファンタジー感あるけど、こんな感じで。
ただのミネラルウォーターにおじいちゃんシール!!そして0.35ドル!これ飲めば寿命伸びる…って、うさんくさい奇跡!
ごくごく。
…3ヶ月くらい寿命延びた気がしました。
気持ちが大事だよね。こういうのは。笑
水分補給できたところで30分くらい歩くと、ビルカバンバ川。(正式名称不明)
この川の水がビルカグアになってるらしい。
ビルカグアの宣材写真意識してパシャリ。(さっきの写真です。…見切れてるやん!)
またおじいちゃん看板あったのでパシャリ。
ひととおり満足し、またぶらぶら歩く。
犬。
花。
そして山。
…なんか、このなんもないのが逆に気持ち良くなってきたかも。マイナスイオン浴びてる感!
調子に乗ってきたので、オーガニック推しのお店で昼ごはん。
アサイーヨーグルトみたいの食べました。
でも、隣のテーブルが気になりすぎて写真撮るの忘れた。
隣のテーブルのお客さん…アメリカ人!バリバリ英語で喋ってて、おおー観光客じゃん!って思ったけどちょっと変。
男3人女1人のグループなんだけど、みんな服がボロボロ。そしてガリガリ。
そしてタバコスパスパ、、ていうかマリファナだったのかもあれ。
とにかく、ザ・ヒッピーって感じの方々が。
途中で犬連れてきたロンゲおじさんも合流。
明らかにこの村に滞在してる。彼ら、世捨て人となってアメリカを抜け出し、ここでヨガの修行でもしてるのかもしれない。
小さくてなんもないけど、一応長寿の村。パワーチャージしたい人が各国からわらわらと引き寄せられてくるのかも。
いろいろデトックスするにはいい場所なのかもと思ったのでした。