世界一周の、あれやこれや。

アイアムジャパン、ビッグガール!

【インド】詐欺

インド詐欺に引っかかったのでリアルタイムで書きます!!!

 

 

 

インド詐欺に!引っかかりました!!!

 

 

 

注意してたのに、まんまとはまりました。

 

 

ことが起こったのは今回のインド旅最後の街のはずだったデリー。

 

 

デリーでも、

今回インドでお世話になりっぱなしの日本人宿、サンタナゲストハウスさんに泊まろうと思ってました。

 

バラナシから飛行機でデリーに向かい、

地下鉄でニューデリー駅に降り立ち、

そこから歩いて15分くらいで着くとのこと。

 

蛇足ですが、バラナシからデリーは5000円あれば飛行機で行けます。

鉄道使って十数時間よりもいいかなーと思って今回は飛行機を選びました。

 

話は戻り、地下鉄のニューデリー駅から宿まで行くには、

国鉄ニューデリー駅の鉄橋を越えて行かなければなりません。

 

初めてなのでうろうろしながら、

駅員らしき人に鉄橋の場所を訪ねました。

 

そうすると駅員の人、

早口の英語でなんかまくしたててきました。

めっちゃ伝えようとしてきてるのはわかるけど!わからない!ワカッテ!

 

っていう数分ののち、

イスラムの祭りが行われてて、ムスリム以外は陸橋が通行禁止になってると言ってることがわかりました。

実際に陸橋と思われるところにはNO EXITの看板が。

 

じゃあどうすればいいかというと、

ツアーデスクに案内するから、そこで手続きしてもらえと言われました。

 

リキシャまで連れてってくれて、

その駅員の人とはお別れ。

 

10分くらいでツアーデスクに到着。

イムランと名乗る男性スタッフに案内されました。

 

まずは今本当にイスラムの祭りがやってるのか尋ねると、

本当にやってて、自分たちも入れないとのこと。

とりあえず宿に確認したいと話すと、

宿に電話してくれました。

 

電話口で、インド人ぽいけど日本語話すスタッフと話したところ、

本当にイスラムの祭りやってて、今泊まってるお客さんも数人で、

これからチェックインしてくる人はみんなキャンセルにしてる。

今日始まった祭りだから、あなたには伝えられなかったと言われました。

 

 

もう、ここで信じちゃったんですよねー。

いま出てきた登場人物みんなウソついてます。

駅員については私から声かけたはずなのに、

仕掛け人だったっぽいし。

でも宿のスタッフまで偽者だとは思ってませんでした。

 

この辺から、私の頭の中てんやわんや。

 

とりあえず、デリーでいま安全な場所はコンフォートプレイスというところ辺りだけど、その辺の宿はめっちゃ高いらしい。

違う街に出ることをイムランに勧められました。

 

なので私は知ってる人がアーグラにいるので、今晩はそっちに行きたいと言ったけど

電車はもうこの時間だとないし、

タクシーで向かうにもとてもお金がかかると説明するイムラン。

 

そして、いい提案があると。

これからジャイプールに向かって、明日はジャイプール観光、

あさってはアーグラに移動して、観光。

次の日にデリーに戻ってきて直接空港で出国したらどうだろうていうものでした。

 

 

めっちゃ高いけど(約70000円…。)

もうそれしか選択肢がない。

断ってヘタに街にでて、ムスリムになにかされるのも怖い、、、

 

ということで、申し込んでしまいました。

 

 

そのあとはチャイをおごられ

(このチャイに睡眠薬とか入っててもおかしくなかった…。)

最終日は自分とディナーしてから空港に行ったらいいよと言われて、オッケー!って言っちゃう始末。

完全にイムランを信じてました。

 

 

ちなみにそのあと、いま思うと詐欺だって気づくタイミングがありました。

私がその前に泊まってたバラナシのゲストハウスにも、いまデリー来るのやばいと伝えたいから、

電話させてくれと言いました。

 

そしたら普通にまた電話してくれて、

バラナシの宿のスタッフと直接話した私。

本当はニセモノ!!なのに気づかなかった!

 

いま思うと、ちょっと声違ったなーと思うのです。

受け答えも最初適当だったし。

でも気づかなかった。

最後は、伝えてくれてありがとう。あなたは優しい人ねと言われてちょっと照れたりしました。

 

あー。気づくタイミングだったのに。

でもそこで気づいたとしてもどう抵抗したらいいかわかんなかったと思います。

 

 

15分後にはチャーターした車が来て、

ジャイプールに連れてかれるのでした。

そういえば私がちょうどツアーデスク出た時に、

新しいバックパッカーが入ってったんですけど

あの人は大丈夫だったのかな…。

 

 

私がこれ絶対騙されてるって気づいたのは、2日後。

私より後にデリーに行く予定だった人と連絡とりあってたら、

問題なくデリーのサンタナゲストハウスに泊まれたと言われてからでした。

 

普段は使わない海外SIMが運よく起動できたので、

私のケータイから宿に電話で確認すると、

確かにイスラムの祭りはやってるっちゃやってるけど問題なく宿には行けるし、

この電話番号は絶対日本人が出ることになってるとのこと。

 

 

気づいたときって、泣くのかなーと思ったけど

情けない、悔しい、金がもったいない、身の安全は守れたからよかった、逆に行こうと思ってなかった観光地が見れてよかった…


いろんな思いがいり混じって、とにかく固まってました。

 

 

 

 

ブッダガヤであるインド人が

「だまされるほうが悪い」って言ってました。

たぶん、その価値観はインド人に浸透しちゃってるのだと思います。

相手にとってはただのビジネス。
引っかかった私が悪いとあいつらは思ってるんでしょう。

 

でも、悔しいことだけど今の私にそれに対抗する力はありませんでした。

 

 

そして悔しかったので、インド最後の日々はそのツアーでちゃんと豪遊しました。

車チャーターでジャイプールとアーグラの観光スポットを周りまくった日々。

チャーターした車の運転手も最後まで疑うことになってしまったけど、

話してて、彼はツアーデスクとは無関係そうだったし、

意図されてのことなのか、ネット環境も悪いホテルばっか連れてかれて情報収集ができず、

彼を頼るしかなかったので、

ハラハラでしたが何事もなくツアーは終わりました。

 

こんな状況なので心底は楽しめなかったけど、

ピンクシティやタージマハルが見れたのはよかったです。

 

タージマハル、インド人がやってたの真似して私もつまんでみた。

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でも、お金は痛い!!!

約1ヶ月分の生活費がパーです。

ちょっとこれはどうするか真面目に考えないとなーと思ってます。

 

 

 

ていうことで、散々な終わりかたをしたインド。

やっぱ疲れる国でした。

 

でもリベンジしたい国です。

詐欺に気づいた時は、もうこんな国嫌だって多少思ったけど、

他の街が楽しかったからか今はもうちょっと長くいてもよかったなーって思ってるくらい。

またそれは詳しく書きます。

 

 

でもまーとりあえず、安全第一で旅を続けたいと思います!

最中心配させてしまったみなさん、すいませんでしたー!

私は元気ですー!

 

 

 

 

 

 

 

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