世界一周の、あれやこれや。

アイアムジャパン、ビッグガール!

ビエンチャン→ハノイ

ラオスビエンチャンからベトナムハノイへバス移動。24時間。
今のところ、いちばんしんどかったやつ。


まず、ルアンパバーンでチケットは買ったんだけど、
そこから間違ってました。
たぶん150000キープくらいでいけたとこを、360000キープで買ったからね。
今考えると相当バカですね。

ビエンチャンに着いてからチケット求めると空席なさそーって思って買ったけど、
めんどくせって他の店もあたらず買ったからね。
怠けるのもほどほどにしないと。


そしてゲストハウスからピックアップのソンテウ

2時間遅れ。
そのあいだゲストハウスでめっちゃソワソワして、
ほとんどわかんないのにその辺に転がってたニュートンを3回くらい読みました。

 

ゲストハウスのスタッフの人たちにも
なんかあの子すげー不安そう、、って思われたらしく、
大丈夫。よく遅れるから。って声かけられる始末。

ああもうこのゲストハウスいいとこだし
バスキャンセルしてもう一泊しようかなと思い始めた時にようやくソンテウ到着。
ゲストハウスの兄さんがすごい笑顔でよかったやーんて言ってくれました。

 


ソンテウの兄さん(フランス国旗柄の半パンにイギリス国旗柄のTシャツといういでたち。)は、
ターミナルまでの道すがら、
自分の妻と子どもと思われる人たちをピックアップして、ATMに寄り道。
ちゃんと仕事中心で動いてって思うけど、

ここは商売っ気のない国、ラオスだものね。
しょうがない。

 


ターミナルでは、今までと違う響きの言葉が飛び交っている。
おそらくほとんどがベトナム人。

バスを使うのはほとんどベトナム人のようです。
ベトナム語って、めっちゃ喧嘩腰に聞こえるんですけど
このときは初めてのベトナム語の語気にたじろぎ、持ってきてた2Lペットボトルをぎゅっと胸にかかえました。

しかもなにやら騒ぎを起こし始めるベトナム人たち。

 

「俺たちのバスにのれ!」強引に荷物を引っ張るおじさん。
「やめろ!お前のバスには乗らねえ!」叫びまくる姉さん。

 

何やら捨ぜりふを吐き捨ててるおっさん。
それに対してなぐりかかっていくおっさん。
とめる人々。。。

 


ここは修羅場ですか。

 


私たちが乗るバスには、何やらでっかいダンボールや草がいっぱい詰まったカゴ、ニワトリ、自転車などが積まれていく。

バスはその場で席が指定されていくんだけど、
ローカル民が優先で、外国人は一番最後に呼び出されて、
残った席を当てられました。
あああ弱い立場。

 

私は一番奥のシートの下と言われて行ってみたところ、
ダブルベッドくらいのとこに3人で寝るシート。
天井低いから、起き上がって水飲むのも一苦労な場所。


うーわー。。


3人シートの他2人はイギリス人のカップル。
みんな体でかい。
さっそくイギリス人はファッキン言ってましたが、共感できました。

f:id:kaasatrip:20160719031049j:image

私の足。伸ばすと柵にぶつかりました。


バスはスリーピングバスという、
日本ではたぶん運行が認められてない寝る体制がデフォルトのバス。
ノーシートベルト。
そして強気の運転手。

もう何も考えないで寝てしまうのがいいんだなと思い、立ち寄った食堂で夕飯を流し込んだあとは意識をなくしました。


しかし、3時過ぎに寝苦して起きる。
なんと、エンジンが止めてるから空調もストップしてる!

 

ラオスの国境に到着したけど、イミグレが開くのは7時からだから、
それまでは運転手の休み時間ということらしい。

この時間がいちばん苦しかったです。窒息死するんじゃないかと思った。
隣のイギリス人もイビキひどいし、汗かいた体密着してくるし。。。
あー思い出したくない思い出。

 

でも気づいたら外は明るくなってて、
少しでも寝てくれた自分の体に超感謝しました。
外を覗くと、草むらで歯を磨いたり立ちションしてるベトナム人たち。生命力を感じました。

 

 

6時半頃、お前も外出ろとバスを降ろされ、
貴重品だけ持ってイミグレと思われる建物へ。

 

建物の中は満員。
みんな並ばないので、ぎゅうぎゅうになって窓口で待ってます。
私たち外国人も体のでかさを利用して負けずと窓口で待機。

7時、窓口が開くとパスポートを次々と渡していく。

スタッフは顔もろくに確認せずにスタンプ押してきます。
いいのかこれで。

 


なんとか自分の出国スタンプをもらい
バスに戻ろうとすると、
ノー!と言われて乗せてくれない。

はい。国境は歩いて越えました。

 


舗装もされていない土煙の立つ道。

これ、スコールの時だったら最悪だな。

途中なぜか牛が草食ってたり。
そして草むらのほうに行ったなと思ったら、
立ちションし始めるベトナム人のお姉さん。

 

えええ、イミグレにトイレあったじゃん!

 

 


2キロほど歩いて、たぶんベトナム入り。
今度は入国スタンプ合戦。
でも外国人用窓口があったので、こっちのほうがまだマシでした。
でもこちらも顔を照らし合わせずにスタンプポンポン押してきます。
ほんとにいいのかこれで。

 

 


スタンプもらってそのへんで待ってると、バス到着。
自分たちの荷物を一旦出されます。

スキャンにかけないといけないからね。
そのスキャン作業もかなり雑だったけど。

しかしバス自体の検査は超入念。
麻薬犬使って、バスの隅から隅までチェックしてました。
たぶん、ラオスマリファナが横行してるからなのかなー。
10分くらいかけてやってました。

 

 

そんなこんなでやっと国境越えは終了。
再びバスが走り始めたのは9時半。
朝食はなし。よかった、、オレオ持ってきといて。


昼ごはんはどっかの食堂でフォー。
国変わったけどラオスキープで払えました。


あとは早くハノイに着いてくれるのを待つのみ。
ベトナムに入ってから鳴り止まないクラクションに洗礼されながら、
眠れないのにずっと横になった体制でバスに揺られて数時間。

 

 

18時半。着いた!!やっとハノイに!!!
もう、早くゲストハウスに着きたい一心で
最初に声かけてきたタクシーのおっちゃんについてったら、
メータータクシーなのに遠回りされてぼったくられました。

 

 

でも、ゲストハウスに到着。ふぉー!
宿はバンコクでお世話になったゲストハウスと同じ系列のEZstayハノイ

早速その晩一緒に泊まる人たちと夕飯。
チェンマイの入院から1週間経過したので、お酒も解禁ということでハノイビール!

f:id:kaasatrip:20160719031439j:image


うまかったーー!

そしてこの時に話してて知ったんだけど、
もう1個ヘマやってました。


そう。ラオスキープの両替。
隣国だからできるだろと思ってたのに、ベトナムの街中ではキープは両替できないらしい。

 

 

えええええええ!どんだけ価値ないの!キープ!

 


どうやら国境イミグレ近くの両替所ならできたらしいけど
国境越えるのに精一杯で気づきませんでした。

 

 

あーあ。

 

 


ということでベトナムの旅、はじまり!
ハノイから、ホーチミンまで縦断しました。
もういやだスリーピングバスって思ったけど、
ベトナムの移動はほぼこのバス。
たぶんおばあちゃんになったらできない旅ができたと思います。

 

 

次からベトナム篇。ふぉー!

 

 

 

 

 

 

 

よかったらクリックしてください~

 

 にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ